らあめん厨房どる屋

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7/13.14.15は鮎らーめん(塩.醤油.味噌)

2024 / 07 / 12  21:00
7/13.14.15は鮎らーめん

いつもご来店ありがとうございます。

 

ここ数日、梅雨空が続きますね。

今日は気温がいつもより低くて、過ごしやすく感じますが、梅雨が明けると、また暑い日が続くんだなあと思うと、梅雨空も悪くはないような気がします。

 

さて、今週末の3連休は鮎らーめんです。前回同様、鯛らーめんはなく、鮎らーめんとごまだれつけ麺での営業になります。

 

また、今回は塩と醤油に加え、先日、新横浜ラーメン博物館主催「ラーメン登龍門2024」でお出ししました味噌を昼夜各15食限定でお出ししたします。

 

鮎の味噌らーめんの概要はこちらをお読みいただければ幸いです。

美味礼讃C'est La Vie鮎らーめん味噌

 

主人のこのラーメンの副題は「栃木の夏の里山」

 

今回、「国産小麦」と「味噌」というお題をいただき、先日もお話した通り、出汁は「鮎」出来る限り栃木県産で作るラーメンを目指しました。

 

まずは味噌。

味噌は創業寛永2年、400年の歴史を誇る宇都宮の老舗味噌店の「青源味噌」さんの味噌を使うことを最初に決めました。

青源味噌さん

どる屋から歩いて5分ほどのところにある青源味噌さん。大谷石の蔵に日本家屋のお店に入ると量り売りのお味噌やお味噌を使ったお惣菜や関連商品が並んでいます。

 

主人はこちらに毎日のように伺っては、お店の方のお話を伺いながら、お味噌を買っては試作、また翌日、違うお味噌を買っては試作を繰り返しながら、鮎らーめんに合う味噌を探しました。一般的なコッテリした味噌らーめんでなく、あくまでも鮎の出汁で食べるスッキリとした味噌らーめんを目指して。

 

そんなことを何度も何度も繰り返したある日のこと。「これだ!」という味噌に出会いました。

旨味と甘味の絶妙なバランスが鮎のスープに抜群に合ったのです。味噌が決定しました。

 

次は「国産小麦の麺」

ご承知の通り、当店では自家製麺ではないので、今回、麺はオニックスさんの全面協力の元、何度も試作を重ね、栃木県産タマイズミ100%の特注麺が出来上がりました。

オニックスジャパンさん

担当のKさんに何度も足を運んでいただいたこの数ヶ月。味噌と国産小麦というお題の難しさを日に日に感じるなかで、いつもいつも支えて下さったことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

笹の葉は若山農場さんにお願いいたしました。

 

主人のテーマ「栃木の夏の里山」を表現するにはこの笹の葉が必要不可欠。笹の葉はやはり若山農場さんのものにしたいという思いがありました。

若竹の杜 若山農場さん

 若山農場さんは、宇都宮観光には欠かせない名所であり、映画キングダムや、るろうに剣心などの撮影地としても有名です。 

若山農場さんのInstagramやX(Twitter)には、いつも惚れ惚れするお写真が掲載されてますので、ぜひご覧になって下さい。今回もMさんに大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

(この写真は娘から貰いました)

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 そして今回、この大会のために、杉の蓋を作っていただきました。作って下さったのは木の丼と同じMさんです。いつも主人のお願いを快く引き受けていただき、木の蓋も各所にMさんの知恵が盛り込まれたものです。

 

まだまだ書き足りないのですが、今日はここまでにしておきます。

 

WEB面接の際、審査員の皆さまに聞かれた中の一つに、もし3位までに入って出店する場合、平日は○○○食、土日は○○○食、それを売切れにすることなく出せるのか?鮎、笹の葉、木の丼などが用意出来るのかとということでした。

 

それは面接以前にすべて確認済みでしたので大丈夫でしたが、私の中で心配だったのは、大谷石のプレートを注文ごとに運べるかということだったので、主人に何度も難しいかもと言ったのですが、大谷石は絶対必要!と言い張るのです。

 

心配を抱えたまま決勝に臨みたくなかったので、決勝の前日の夜、主人をホテルに残し、一人でラーメン博物館に出店場所の下見に行きました。窓から店内を見て、厨房の広さや飲食スペースのテーブル、カウンターの奥行、幅などを確認して、私なりにオペレーションや出し方を考えてホテルに帰りました。

 

その時の写真がこちら。

支那そばやさんの看板。

2枚目の写真奥にはラーメン登龍門の出店スケジュールが貼ってありました。

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こんな事言ったら審査員の方に笑われてしまうかも知れませんが、3位以内に入った時のために、鮎の味噌らーめんを中心としたメニューの展開なども考えていたのですが、あの時間は決して無駄な時間ではなかったと今はっきり言えます。

 現在、こちらの店舗では3位の手打ち麺あお井さんが15日まで営業されています。

 

このラーメン登龍門では、勝敗に関わらず、たくさんの方との出会い、食材との出会い、物との出会い、新たな良い感情との出会いがありました。貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございます。これからの人生の糧になりました。

 

また、上位入賞にはなりませんでしたが、入賞の賞状も頂戴いたしました。ありがとうございます。また頑張ります。

 

明日からの3日間は、大会でお出ししたこのラーメンは昼夜各15食限定。↓ (1300円)

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シンプルタイプの鮎の味噌らーめんは限定数なしでお出しします。↓ (1150円)

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塩と醤油は前回と同じです。

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なお、鮎らーめんは、7/12.14.15.27.28の5日間を予定しています。(塩、醤油、味噌)

 

ご来店をお待ちしております。