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2/19.20の限定は「原点回帰 黄金の鯵らーめん」

2022 / 02 / 18  19:00
2/19.20の限定は「原点回帰 黄金の鯵らーめん」

いつもご来店ありがとうございます。

 

今週末は限定があります。

「原点回帰 黄金の鯵(あじ)らーめん」

 

コロナ禍にあって、大変なこともたくさんありますが、

「原点に帰り、初心を忘れないように」との思いから

開店当初にお出ししていたラーメンを

今回、限定にいたしました。

 

鯛らーめんが始まったのは開店から3年後。

それまではどんなラーメンだったのかと言えば、

「鯵の一夜干し」を使ったラーメンでした。

こちらのラーメンは宇都宮に店を開店する前の鹿沼の時代、

主人が本格的にラーメンの改良を始めた中で

出会ったのがこの「鯵の一夜干し」

平成4年(1992年)頃の話です。

 

煮干しが主流だった当時のラーメンの中で

煮干しではなく「一夜干し」にこだわり、

魚もイワシではなく「アジ」

「鯵の一夜干し」は主人のラーメンの原点なんです。

 

決して順風満帆ではなかったけれど、

平成8年の開店から3年後、

新横浜ラーメン博物館の「ラーメン登竜門」というコンクールで

新作ラーメン対決があり、

この時使ったのが「鯛の一夜干し」

結果は準優勝でしたが、

これを機に、鯵から鯛にリニューアルして現在に至ります。

 

原点の「鯵」と救世主の「鯛」

このどちらも鳥取県境港の水産会社さんからいただいており、

今年のお正月にも、

遥々、境港からご来店いただき本当にありがたく思っております。

 

繊細な鯛に比べると鯵の方がややワイルド感があります。

どる屋が初めてという方には鯛をおすすめしますが、

どる屋の原点の味を試してみたいという方は

是非ご賞味下さいませ。

今回は醤油がおすすめです。

 

ただ開店当時とまったく同じではありません。

同じでは進歩がありませんからね。

作り方やその他の食材も変えながら、

30代の主人が作った当時のラーメンより、

60代になった今現在の主人の作るラーメンの方が

きっと美味しくなっていることでしょう。

 

「鯵の一夜干し」との出会いから30年。

今回、境港から鯵が届いた時、

箱を開けて思わず「お久しぶりです!」と声を掛けてしまいました。

昨年6月、おかげさまで開店25周年を迎えましたが、

この鯵がなかったら、どる屋は開店していなかったかもしれないと思うと、

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「原点回帰 黄金の鯵らーめん」

今回は2/19.20の2日間です。

 

よろしくお願いいたします。