いつもご来店ありがとうございます。
今週は急に暑くなりましたね。
熱中症という言葉がニュースで流れる、そんな季節に今年もなりました。
と同時に、いよいよ鮎の季節でもあります。
昨年の今頃、新横浜ラーメン博物館のラーメン登龍門に挑戦して、残念ながら上位入賞は果たせなかったのですが、これを機会に冬も月1回ぐらいのペースで鮎らーめんをお出ししてきました。
そしていよいよ本格的な鮎の季節。
夏はもう少し回数も増やして、鮎らーめんを皆さまに召し上がっていただきたいと思います。
いつもご来店下さるお客様には、もう何回も聞いたよ!と言われてしまうかも知れませんが、6月は転勤などの異動で初めてのお客様も最近多いので、鮎らーめんについてご説明しておきます。
何で鮎でラーメン?
今は必ずしもラーメンのスープの食材に、海産物を使うわけではありませんが、昔は、煮干しや鰹節を使う事が多くありました。
ただ、栃木県は海無し県であって、地元の食材を使ってラーメンが作れないかと考えた主人は、海はないけど川はある。川には鮎がいるじゃないかと、鮎を出汁に使うことを思いついたのです。
漫画ラーメン発見伝の芹沢さんが登場する前のことです。
ところが、やってみたら失敗の連続。私(妻)は出来ないんじゃないかと思いましたが、主人は諦めなかった。
ある日、鮎らーめんを仕込んでいる店に入ると、まるで鮎の塩焼きのような香りが漂っていました。鮎らーめんが完成したのでした。
今年で23年になります。
今年も鮎らーめんをご賞味いただきますよう、よろしくお願いいたします。
この2日間は、鮎らーめん(塩、醤油)と、鮎ではありませんが、夏限定の冷たいごまだれつけ麺のラインナップです。
皆さまのご来店をお待ちしております。