らあめん厨房どる屋
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本日大晦日、また今年一年、ご来店いただきましてありがとうございます。

無事今年の営業を終了いたしました。

今年は1月から、平日のラーメンを鯛とのどぐろの出汁に変更、また、平日の夜の営業を辞めて昼のみに変更するなど、大きな変化の年となりました。

最近の課題の一つに「環境の変化への対応」があります。

特に私たちのような夫婦二人だけでやっているお店では生活と仕事が密接に関係してきます。例えば、仕事と子育て、あるいは、仕事と介護なども経て、今ようやく仕事に専念できる環境にあります。

ところが年齢も重ねてしまったので、体のあちこちが痛くなったりもして、なかなか思うようにいかないなぁと感じたりして。

また、ラーメン屋や飲食店を取り巻く環境にも変化があって、最近、有名店の宇都宮への出店が増えてきています。

環境の変化に対応するのは難しいこともたくさんありますが、その都度しっかり考えながら対応していかないといけないなと感じる一年でした。

また、今年6月には3日間のお休みを頂いて、沖縄に住む娘に会いに行ってきました。普段そんなに遠くに行くことがないので、実に30年ぶりの飛行機でした。

年に数回、娘が沖縄から帰ってくると、「いつ沖縄に来る？」と聞いてきて、行きたいのは山々ですが、なかなか難しくて、「そのうち 」と言っておりました。

ところが、娘もそろそろ転勤になると言うので、娘が3年半過ごした島での生活を、親として見ておいてあげたい。楽しいこともたくさんあったでしょうが、大変なこともたくさんあったはず。経験した本人しかわからないかもしれないけれど、少しでも知っておいてあげたい、そんな気持ちで訪ねた沖縄の石垣島と竹富島。

特別なところじゃなくて、いつも行っているところに連れて行ってね。あとグルクンね。娘にはそうお願いしました。

娘がいつも歩いている道、フェリーターミナルのシェイク屋さん、職場の人とよく行くご飯屋さん。仕事帰りにいつも食べてる沖縄そば屋さん。通勤の船に乗る前に寄るコンビニ、沖縄の食材がいっぱいの市場。ロッテのキャンプの時、佐々木朗希選手とすれ違ったユーグレナモールの近くの道とか、、、

娘の島での生活の一端を垣間見る事が出来たかなぁと思い、すっかり島での生活にも慣れ、地元の人っぽくなってる娘の後ろ姿は、母の私には頼もしく見えました。

また、沖縄で私が一番強く感じたのは「どこを切り取っても沖縄だった！」と言うことでした。都道府県魅力度ランキング第3位の理由は、きっとここにもあるんだろうな、そんな気付きをいただきましたので、私も今後に活かそうと思います。

なお、娘は今度は魅力度ランキング第1位の北海道に行きましたので、すぐには行けないと思いますが、また機会がありましたら訪ねてみたいと思います。

来年2026年、新横浜ラーメン博物館主催「第3回ラーメン登龍門」がいよいよ始まります。

募集、書類審査、面接、審査出店が来年あり、再来年2027年1月が決勝戦。

「いい歳して何やってるんだか」と思う方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、「頑張って下さいね！」「朗報待ってますよ!」と嬉しいお言葉を掛けて下さるお客様もたくさんいらっしゃって、本当にありがたく思っています。

それこそ、ラーメン登龍門への挑戦も仕事に専念出来る今だから出来ること。子供が小さかったり、実家の父の介護をしてる時だったら、出来なかったと思います。

来年は開店30周年の節目の年。

店の仕事とラーメン登龍門の挑戦。上手く両立しながら、いい結果が残せるように頑張りますので、来年も変わらぬご愛顧をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

新年は元日より営業いたします。

1/1(祝)2(金)は「黄金の甘鯛らーめん」

1/3(土)4(日)は「黄金の鯛らーめん」

1/1から1/4の営業時間は11:00-15:00

終了の15分前までにはご来店下さいませ。

お休みしないで大丈夫ですか？とご心配をいただきますが、1月後半にお休みをいただきますので大丈夫です。お気遣いありがとうございます。

2026年が皆さまにとって幸多き年になりますようお祈り申し上げます。

良いお年をお迎え下さいませ。