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昨日は宇都宮二荒山神社の春渡祭(おたりや)
お昼にいらっしゃったお客様も、「今、春渡祭の帰りなんです。凄く混んでましたよ」とおっしゃっておられ、私も行ければと思ったのですが、残念ながら行けませんでした。
ただ、宇都宮駅からバスに乗ってまもなく、上河原の交差点前でバスが動かなくなってしまい、周りの車もみんなストップ。バスの運転手さんも窓を開けて外を見ているし、どうしたのかな?と思っていたら、反対車線から、太鼓を先頭に御輿や馬や氏子総代の方々でしょうか、お練りの行列に遭遇。初めて拝見しましたので、今年はいい事がありそうとバスの中からしばらく見物させていただきました。
さて、今週末は黄金の鯛らーめん。
そして「新興麺」です。
新興麺?
それは一体何?
昨年も季節限定でお出しした「ニラのあんかけらーめん」ですが、何だかメニュー名がしっくりこないなぁとずっと思っていました。
それもそのはず。元の名前があるのですから。
それが「新興麺(しんこうめん)」です。
現在は「らあめん厨房どる屋」という店名ですが、今から30年前、鹿沼で営業していた頃は「中華料理 新興」という店名でした。
ただ、その時々により「1ドルラーメン新興」だったり、義母の自転車には「味の店 新興」とも書いてあって、どれが正解なのか嫁の私にはわからず。
どちらにしても「新興」というのが店の名前でした。
ではこの「新興」という名前はどこから?
今から50年程前、主人の父が、東京の江東区大島にあった、父のお姉さん御夫婦が経営している「新興軒」という町中華のお店に修業に行ったことから、店名を「新興」に。
主人の父も母も、父のお姉さん御夫婦ももうだいぶ前に亡くなっておりますので、その新興軒は現存いたしませんが、当時その店には、たくさんの従業員さんがいらっしゃって、お弟子さんをたくさん育てられたので、独立して「新興」という名前のついたお店を出しているお店が多かったようです。
そこで修業中の主人の父が習ってきたものの一つが新興麺というあんかけラーメンでした。
修業から戻り、鹿沼の店では、特産のニラを更にたくさん入れた、ニラのあんかけラーメンに改良したのが父の新興麺。1ドルラーメンが登場するだいぶ前から店の看板ラーメンとして、たくさんのお客様に召し上がって頂いたと、伝え聞いております。
実際、私は嫁に来て、まず、出前係を仰せつかりましたが、出前で一番多かったのが新興麺。ところがあんかけなので普通のラーメンより重いのです。新興麺が4つも5つも入った岡持ちを持って、よく出前に行ったものです。
宇都宮に移転してから、主人が父から教わった新興麺も、主人の代にはニラをネギニラに変えたり、麺を蕎麦粉入りの麺にしたり、色々やりましたが、今は父の新興麺に近い形になっているのではないかと思います。
「思います」と頼りない言い方なのは、私は残念ながら主人の父の新興麺を食べたことがないのです。今となっては、それがちょっと心残りです。
さて、その「新興麺」ですが、ニラともやし、豚ロース肉、卵の入ったあんかけラーメン。豆板醤も少し入りますので、体もぽかぽか、寒い冬にはぴったりです。 焼豚も付いてますし、白美人ねぎの紹興酒漬けも付いてます。
若い頃は父とよく喧嘩していた主人ですが、自分も歳を重ねて思う事もたくさんあるようです。主人の父へのリスペクトの一杯をぜひどうぞ。
平日は鯛とのどぐろの出汁で毎日、土日祝日は鯛の日にのみ提供いたします。3月中旬ごろまでの予定です。来週と再来週の土日は提供なしの予定です。平日と土日祝日では出汁とお値段が違いますのでご了承くださいませ。
もちろん鯛出汁のほかのメニューもございます。
しばらくの間、昼のみ営業でしたが、今週末は昼夜と営業いたしますので、ご来店お待ちしております。来週は寒くなりそうですので、皆さまもお体お気をつけてお過ごし下さいませ。
明日は1995年平成7年1月17日の阪神・淡路大震災から31年。この日、テレビ東京の番組のロケに来て下さった稲川淳二さんのサインです。このサインを見るとあの日の事を思い出します。
こちらは「1ドルラーメン新興」になってますね。