お知らせ

6/6(土)7(日)は黄金の鮎らーめん

いつもご来店ありがとうございます。

 

6月に入り、先日は台風6号の影響で雨、風の強い一日でしたが、そんな中でもご来店ありがとうございました。

 

台風でお休みのお店もございますが、当店は従業員もおりませんので、よほどのことがない限り営業しております。

 

ただ、6月は少し早めの夏休みをいただきます。

6/15(月)16(火)17(水)の3日間お休みさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 

さて、新横浜ラーメン博物館主催【ラーメン登龍門2027】5/31が応募締切でしたが、最終日ギリギリに書類の送付が完了。

 

無事送付して、少しは気持ちが楽になるかなあと思いましたが、逆でした。書類選考の結果が出るまでは「まな板の鯉」いや、「まな板の鮎」でしょうか。

 

今回で3度目の挑戦になりますが、1回目、2回目と比べても、3回目の今回が一番、主人も私も気合いが入りました。ずいぶんと考えもしましたし、相変わらず喧嘩になるほど意見も言い合いましたし、試作もだいぶしました。

 

そんな意味では、新しいことにチャレンジすることはとても大変なことでしたが、まだまだ知らないことがたくさんあって、勉強させてもらったなあと、このような機会を頂いたことに感謝申し上げます。

 

「待てば海路の日和あり」

結果を待つことが苦しいだなんて言ってもいられませんので、毎日しっかり仕事をしながら、便りを待ちたいと思います。

 

さてさて、今週末6/6(土)7(日)は、黄金の鮎らーめんです。

 

サッカーのワールドカップというと、私は鮎らーめんを思い出しちゃうんです。6月という時期もあるかと思いますが、2002年日韓大会の年が鮎らーめんを初めてお出しした年でしたので。

 

当時は今のようにホームページやSNSもありませんでしたので、ワープロで作った「どる屋NEWS」をお店でお配りしてました。その中で書いていた「らーめんコラム」のひとつがこちらです。

 

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【夏の思い出】

 

私の祖父は竹細工の職人をしていた。 

仕事は祖母と二人で竹を採りに行くところから始まる。採ってきた竹は用途に応じて細かく割き、一度水につけて柔らかくしてから、籠やざるや筌を編んでゆく。

 

南に面した陽のあたる仕事場で二人は向かい合って作業を続ける。

 

一日の仕事が終わると、祖父は火鉢の前に腰をおろし、キセルを吸いながら、大好きな相撲中継を見るのが何よりの楽しみだった。

 

夏が近づくと店には竹串がたくさん並び始める。近くには思川があって、釣り人が帰りに竹串を買いにいらっしゃるからである。安い値段のわりには手間のかかる仕事だった。

 

あの頃、我が家では、父の釣ってきた鮎を、祖母がそのごつごつした手で塩をまぶし、祖父の作った竹串に刺して火鉢で焼いていた。

 

焼き始めると家の中が鮎の香りでいっぱいになる。子供心に「また鮎の塩焼きか」なんて生意気にも思ったものだった。

 

数年前、夫が鮎のラーメンを作りたいと言った時、「本当に出来るのかしら」と正直思った。

 

でも、ある日、試作中の店に入ると、小さい頃のあの懐かしい鮎の塩焼きの香りが店の中に漂っていた。

 

でも、そこにあるのは鮎の塩焼きではなく、確かにラーメンだった。

 

祖父が亡くなった次の年の夏、品物の並ばぬ店にお客様が竹串を求めていらっしゃった。

もともと看板もない小さな店だったが、買っていただくことの出来なかったお客様の背中を、祖母は感慨深く見送っていた。

 

味覚が人それぞれであるように、思い出も人それぞれである。

 

いつか私たちも店をたたむ時が来るかもしれない。でも夏になったらきっと私はこの鮎のラーメンを思い出すだろう。

 

思い出がまたひとつ増えた今年の夏だった。

 

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何だか出来上がるまでを簡単に書いちゃいましたけど、鮎ほど苦労したラーメンはありません。それだけに主人渾身の一杯。

 

そんな鮎の季節が今年もやってきました。

 

今年は月に一回(2日間)程度になるかと思います。

鮎らーめん24年目もよろしくお願いいたします。お待ちしております。

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